運営哲学 06 |「自分を知る・時間習慣を整える」- Dream Quest WORKSHOP の運営方針

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Dream Quest WORKSHOP
「昨日のつづき」から「明日」を作る


ONSA(弊社)のプログラムをつうじて、この一連のことを、もう少し説明してみたい。
何を必死で回復しようとしているのかを、共有したいからだ。


Dream Quest WORKSHOP というプログラムがある。
これは、時間管理を見直すことをつうじて、人生選択のプロセスを、丁寧にやり直してゆくワークショップ。


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たいていの良識ある大人は、
「これは、私が選択したいことではなかった」
こう気づく場面に至るまで、けっこうな人生選択を、重ねてきてしまっている。


良識があるからこそ、簡単に放り出さず、ごねず、投げ出さなかった。
だからこそ、今に至っている。

でも、人生にリセットボタンはない。

現状を、いきなり放り出すこともできないし、まっさらにも戻せない。
いつだって「昨日のつづき」から、「明日」を作ってゆく。


投げ出さず、放り出さずに、安全に現実を変えてゆく

日々の中には、放り出すわけにはゆかない仕事もある。
仕上がってしまった関係性もある。

それでも、自分らしい人生を生きることを、あきらめられない。
でも、具体的にどのような手順で進めていったら、安全に変化ができるのか、経験がないのでわからない。


このようなニーズに応えるために、Dream Quest WORKSHOP がある。

テーマに沿い、ひとつずつ人生選択を見直し、
「私は、本当はどうしたいのか」
この答えを、自分の中から見つけ出してゆく。



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自分にといかけ、「自分は、本当はどうしたいのか」を見つけてゆく


すること[1]自分の真の望みを知る


Dream Quest WORKSHOP では、主に、することが2つある。


ひとつめは、これだ。

「まず、自分が望むことを知る」
いかなる方法論よりも、これが実は、とても難しい。


というのも、思慮のある大人ほど、周りの空気を読み、合わせ、ゆるやかな思考放棄状態のまま、長い時間を生きてきたかもしれない。
だから、「どうしたい?」と聞かれても、うまくわからない。

それゆえ、昨日と同じ選択を、今日も繰り返すことになってゆく。
だから、そのレールから安全に外れたいなら、「自分は、本当はどうしたいのか」を、集中的に考えなければいけない。


すること[2]時間習慣を整える


ふたつめにすることは、時間習慣を整えること。

ほぼ全ての参加者たちが、自分の持ち時間と、使える時間の把握が、非常に食い違った状態で生きている。

少ない時間に、詰め込みまくるライフスタイルを、当たりまえに送っている。
当然、全てはこなせないから、次々に予定があふれてしまう。

もっとがんばる。
そうして力尽き、燃え尽きるライフスタイルの繰り返し......。


まずは「プラグオフ」。そして、スローダウン

また、デジタルデバイスで時間管理を行なっている場合も多いので、スケジュールやタスクを、無限に詰め込める落とし穴に陥っている。
言葉を変えれば、社会システムに「時間を搾取される」パターンに、完全に陥ってしまっている。

だから、まずは「プラグオフ」して、時間習慣の整えから。


・自分には今、現実として、どれぐらいの時間があるのか
・現状を変えるために使える時間は、現実として、どれぐらい見込めるのか



時間習慣の整えをつうじて、この感覚をつかむ練習をする。
その上で、「夢想」ではなく、現実的なところから取り組むみはじめるので、現実として、人生を変えてゆける。

参加者は、非常に大きな確率で、人生を一歩ずつ、安全に変えていっている。