2022.06月開催 「インナーチャイルド・ワークショップ(前期日程)」れっどあいクラス

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タイトルはじまり目印

A. S. さん(30代/新潟県よりご参加) れっどあいクラス



タイトル下の線


暗い家に入ると、赤ちゃんが寝ていた。母は暗い中で背を向けていた。
兄弟は隣でわちゃわちゃと騒がしく過ごしていた。
父はいなかった。

赤ちゃんの私は仰向けに寝て、手足をぴょこぴょこさせてかわいかった。
赤ちゃんの側から大人の私を見ると、愛おしそうに満面の笑顔で私を抱っこしてくれていた。
腕に包まれて、温かかった。心から安心できた。


そうか、こんなしっかりした大人が、私に関心を持って守ってくれようとしているんだな。
だから大丈夫なんだなと思えた。

この安心感は、瞑想が終わってもしばらく続いていて、今回の収穫はものすごく大きいと感じた。


副次効果として、自分の子どものことも、(今までも可愛いと思っていたが)より可愛いと思うようになったし、より優しく接することができるようになって、なんだか子どもたちも嬉しそうだった。
ワークショップ・クラスから帰宅した日は「今日のお母さんの声は優しい」と言われた。


文節区切りの線

1週間経つと、徐々にこの感覚と記憶が薄れていく。
これがとても惜しく感じる。

自分の子どもを怒ってしまうとき、自分の子どもの感情を認められないとき、少し離れて、目を閉じて、大人の私に抱かれた赤ちゃんの私の感覚を思い出すようにしている。

そこが私の安全基地。
誰かの安全基地になるためには、私が安全基地を持たないといけないんだな。


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