2021.11-2022.2月開催 「ONSA Web. WORKSHOP(1)コース1/STEP.1」そふろにてぃすクラス

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タイトルはじまり目印

A. Y. さん(40代以上/東京都よりご参加) そふろにてぃすクラス



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わたしは本気で変わりたいと思っている。本気で「変わろうと」している。
そのことがひしひしと伝わってくる。
自分の体ごとだね。生命としてのわたしは変わろうとしている。

そしてすごく頑張っている。コンスタントに向き合うことを実践している。
それってお世辞でなく本当にすごいことなのだと思うよ。


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ノートや書き込みを読んでいて、わたしが向き合っているのは「わたしの習慣」なのだと思った。
意地悪な誰か、と向き合ってるのではないのだ。正真正銘自分自身の習慣と向き合っているのだと思った。
そして習慣は本当に本当に手強いよね。

だからこそ、いっぺんに、は無理だ。ほんのちょっとずつ。
前よりは巻き込まれ方がマシになってきたかな、でもとってもとってもいいよ。
それってほんとにいいことだよ。

刷り込まれた習慣という手強い相手を本気で変えていこうとする行動も、変わってきたね。
今までは怖かった外の世界に、自分から関わろうとするようになった。目を向けるようになれたね。


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そしてとっても自分を肯定することが上手くなったね。毎日自分を認められることをちゃんと書いている。
その言葉に自分が支えられている。

よくやっているよ!
その調子!
待って待って、自分は? 自分はどう思うの?
自分を責めないで、追い詰めないで、フーッと息を吐いて!


読み返すとパターンも見えてくるね。
なぜかいつも感じる「重石」みたいなもの。
そんなことやってどうなるの? という冷めた自分。

お金を使うことへの抵抗。
お金を稼げていない自分=資格なしという重石。
「今の自分ではない何か」にならなくちゃと焦っていること。

そして人の都合でわたしが傷ついているのに、とっさの反応で自分が悪いと思ってしまうこと。
自分以外の人の気持ちを常に考えてしまうこと。
大切にしてくれない人に一生懸命に優しくすること。


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これらはみんな「くせ」なのだ、とふと気がついて、ああ、こんなのがなくなったらどれほど軽くなるだろう! と夕焼けを見ながら思った。

今までの自分はこれらがみんな自分の悪いところだと思っていた!
違うよ、全然違うよ!

こんな風に反応せざるを得ないシステムの中でそう調教されてしまっただけ。
これらはわたしの特性ではないのだ。


リストづくりも上手くなってきている。ちょっとずつ板についてきているね。
いつも通り、をいくつか持てるようになってきたよね。

表面上こなすことよりもその時の自分の心の声を踏み倒さなくなってきた。
どうする? どうしたい? って自分に聴けている。


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今回のワークを振り返ってみて一番スカッとしたのは「わたしは怒ってるんだ!」を言葉にしてみたところ。
「わたしは腹たったんだ!」こんちくしょうめって本当は言いたかったことを、ちょっと乱暴な言葉だと思いつつも思い切って書いてみたこと。

読み返しても清々しい! わたしはこんな風に感じてたんだ。
本当はこんなこと言いたかったのかって、自分の本音を安全なところで表現するのって清々しくホッとすることだった。

怒ることは乱暴なことじゃないのに、家で見た野蛮さがわたしに怒りの表現を押さえ込ませてきたと思う。


全力で嫌! というイヤイヤ期。それは「わたしとあなたはちがう!」ということ。
「わたしはわたしだもん!」ということ。

それをやらせてもらえなかったのだから、無理もない。
本当にとんでもないものを取り上げられていた!


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両親から渡された地図には「世界は危険」と書いてあったね。
そしてわたしにとっての世界=わたしの家は実際に危険だったから、わたしは本当に世界を警戒したままで生きてきたよね。
その地図が偏った情報によって描かれていることを学んだ。そして実際に体験した。
わたしは自分が本当に狭い世界に閉じ込められていたことを知った。

わたしは強くなってきている。体力も心も。


何よりも体がボロボロになっているんだよね。
わたしはまずは体を取り戻すんだなと感じている。

この世界に生まれ落ちて、すぐに安心してよかったはずの体。
暖かくして居心地よくしていてよかったはずの、体。
温かくなって血を巡らせて心地よくなっていいんだよ。
ゆったりとした気持ちで静かに嬉しくしていていいんだよ。

わたしは赤ちゃんの頃から、ぐっすり眠れたことなどなかったのだと思う。
ほんとによく生きてきたね。よくここまできたね。
よくわたしを守り通したね。
もう少し時間がかかると思うけど、ぐっすり眠れるようにしてあげる。
だから待っててね。必ずそのときがくる。約束するからね。


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わたしの中には呪いの言葉があふれている。
わたしは自分の楽しみのためじゃなくって、じぶんを「改善」させるために生きてきてしまったんだと思う。

フランスに留学したい。
そっちで働いたり結婚したりするかも知れない。(けどどう思う?)
そんな話を「それに何か意味があるんですか? だからどうしたの? 勝手にやれば」とあしらわれたこと。あれだけ海外へ行くことをけしかけておいて。

そんないくつもの心無いやりとり、しかもランダムで登場する突然渡し板を外されるような瞬間。
わたしは相手側の持つ事情を全く知らなかったから、自分の側に何か落ち度が「まだ」あるのだ、と思っていたんだと思う。
そんな場所を本当によく生きてきたね。

そんなの苦しいよね。辛かったし心細かったよね。
ひとりぼっちだったよね。
よく生きてきたね。ほんとにここまでよくきたね。


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ONSA でいつも「おかえりなさい」といってもらえること。
そのことの深い深い意義。それはわたしたちにしかきっとわからないと思う。
家庭が、安全ではなかった。
このことはどこで話してもわかってもらえることじゃないから。


もう無理だ。もうだめだと思って布団にうずくまった朝。
どうせわたしはひとりぼっちなんだ。と心がつぶやいた時にハッとした。

「待って、わたしはもう、ほんとにひとりぼっちじゃないや」

そのときわたしはとてもほっとしていた。
わたしの知らなかった世界と、もう、繋がっている。
わたしはもう。ひとりじゃない。


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そうか。わたしはほっとするために生まれてきたんだな。
ほっとしたくて、こんなに頑張っているのだな。

あれだけの思いをして育ってきて、ここでまたこんなにがんばらないといけないなんて、ほんとに釣り合わないって思うけど、それでも命がある限りわたしは自分を生きてみたいんだ。

本気で自分を生きてみたいんだ。
心からほっとしたい。安心して笑いたい。ここにいていいんだと感じたい。


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豊かさって健康のことだったのだな。
笑い合うのも、ワクワクすることをするのも豊かさのためだったのだな。
命を生ききるっていうことだったのだな。
温かい絆が命をはぐぐむのだな。


親からのランダムな反応ことばを真に受けて、繋がりっこない糸を繋ごうとして、わたしはあらぬ方向へ自分を曲げて生きてきてしまった。

苦しかったよね。
苦しくて当然だよね。
時間がかかったけれどたどり着けてよかった。
ONSA とつながって知らなかった世界を知れてほんとに良かった。

文字通り悲鳴をあげながらのリハビリのようである。
そしてその甲斐あって、徐々に力が抜けてきていることも感じてる。


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わたしってもっとずっと自然にしててよかったのかな?
人と人との間でコロコロと笑うわたしがいる。
軽やかなわたしがいる。

あ、なんかリラックスしてるな、わたし。
それを感じるときわたしは人一倍自分に優しくなれる。
ほんとによく生きてきたね。
よくよくここまできたね。
偉かったね。

人を信じられるって、ほっとするよね。あたたかいよね。
素敵だったよ。
頑張る姿はほんとにほんとに素敵だったよ。
今の笑顔も、リラックスした肩も、とってもとってもいい感じ。


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この苦労は誰にも伝えられないよね。
だけどあの異常な状況を知っている、同じ苦しさや悲しさや悔しさをわかりあえる仲間がいる。
わたしはひとりじゃない。
だから、大丈夫だよ。

わたしの空気を読む力はテレパシーできるかと思うほど感度が高い。
その力はきっと必ずなにかよいことの役にたつ。
今はそう信じられる。

あの感じ、あの感覚をわたし自身のため、良いことのために使ってみること。
小さなこと日常のことでどんどんそれをやってみること。
きっとできるよ。

うまくやらなくたっていいの。
できてなくたっていいの。


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わたしの生命としての体はまだまだとても強い。
そのことも信じられる。
きっと元気になる。
必ず元気が出る。

しっかり休んで生命が命を吹き返すまで養生する。
できることをできるペースで、それが、生きる、ということだよね。

わたしはあるべき立派な自分じゃなくって、わたしが好きでいられる自分になるんだ。


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わたしは長生きしたい。
長生きしてできるだけながーく働きたい。お仕事がしたいです。

わたしは将来小さな小さな自分のお店を作りたい。
孫が帰ってくるお家を持ちたい。
わたしが目指すのは元気に働くおばあちゃん事業主さんです。


この3ヶ月をご一緒してくれたお仲間さんありがとうございました。
投稿を読むたびに、わたしだけじゃないと感じ励まされました
そしていつも楽しみにしていました
またお目にかかれますように!

スタッフチームのみなさま
優月さん
今期もたくさんの投稿を受け止めてくださりありがとうございました。

ペースを緩めず焦らず走りすぎず続けていきたいです。
できればもっともっとゆっくりでいきたいです。




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T. S. さん(40代以上/北海道よりご参加) そふろにてぃすクラス



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このワークショップに参加して、時間の使い方が全然うまくいかないとジタバタしながら、あっという間に過ぎた3ヶ月。
ここにきて、気付いたら、私は仕事で日々の予定をぎゅうぎゅうに入れなくなっていた。

できる量を超えて予定を入れない。程々のスケジュールと、バッファの時間も入れて。そこそこでよいことにして時間を掛けすぎないようにしたり、仕方のない人にこれ以上関わっても仕方ないなと見極められたり、今日の予定が終わっていなくても程々で見切りをつけて終業にしたり。

どうしてもここまで片付けたい、と思うと、相当な集中力で根詰めてしまうこともないわけではないけれど、早めの時間に切り上げたくて、結果としてそうなったことに、自分で気が付けている。
キャパを超えないようにすることで、気持ちも身体もずいぶん楽なのを実感する。

私、本当に自分ブラックをずーっと続けていた。
私を酷使していたのは、他ならぬ私だった。


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予定やタスクを詰め込みすぎないと、気持ちにも余裕が生まれる。
その分、人にも優しくできるし、どうでもいい人にカリカリしたりも(あまり)しない。

自分の状況が分かっていたら、自分のすることが明確だったら、周りから押しつけられても受取らない選択ができる。

本番まで1週間を切ってからプレゼン発表をキラーパスしてきた上司には、境界線を引いた。
当日話すことはできても、資料を準備する時間はない。スケジュール上、捻出することもできない、と伝えて、上司が自分で資料を作ることになった。

冷静に判断して、返すものは返す。大ボスにも状況を共有する。
そういう対応ができた自分が誇らしく思えた。


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最近の状況で、在宅勤務の割合が増えたことは、私にとって幸いだった。
始業前、終業後の時間を有効活用できるし、簡単なランチをささっと作って美味しく食べられるし、スキマに晩ごはんを少し準備することもできる。

日々の暮らしを少し豊かにしたいと思うと、仕事も割り切って切り上げられる。
それもこれも、手帳に入れておかないと始まらない。そのこともよく分かった。

全然うまくいかないこともあるし、時間を上手に使えないこともある。スケジュールしておいても手付かずだったり、忘れちゃったりすることもある。
それでも、自分なりに時間を把握して、自分の心地よいペースを模索しながら、日々試行錯誤してること。それだけでも、私にとっては大きな一歩なのだと思う。


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あちこちに出かけていっては、気になることを相談して、アドバイスをもらう。
それが苦ではなくなってきた。

気になっていた場所に行ってみる。気になることを探す。
思い切りは必要だけど、自分がこうしたいと思ったことに向かって突き進む。そこに遠慮や躊躇がなくなってきた。
そうやって得られたことに満足して、そのプロセスを踏むことができた自分に嬉しく思う。

この3ヶ月、私は好きなものをまた見付けられたし、暮らしを整えるための時間を以前より確保できるようにもなってきた。
美味しいもの、私を満たしてくれるもの、幸せになれるものにも、新たに出会えた。


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今までなぜこんなことができなかったのだろうとも思うけれど、私は本当に必死だった。
目の前のことで精一杯で、いつも焦燥感と徒労感でいっぱいだった。
今もそうなることはあるけれど、気付いて立ち止まって考えることができるようになってきた。


私は私の人生を豊かにしたい。
私は日々の生活を疎かにしたくないし、丁寧な暮らしがしたい。
私は自分の心地よいペースで人生を送りたいし、自分を大切にしたい。
私は自分が関わりたい人とだけ、時間をシェアしたい。

ワークの中で考えたこと、願ったことは、この短い間にもそのまま少しずつ形になってきてた。
願うことと、スケジュールに落とすこと。
スケジュール帳に書くことは、願いを具体的にしていくこと。


私は自分の人生を、自分の望む方向にもっと進めたい。さらに遠くまで歩き続けたい。
だから、時間をもっと上手に使えるよう、日々の練習を重ねていこうと思う。

ありがとうございました。




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T. M. さん(40代以上/東京都よりご参加) そふろにてぃすクラス



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お疲れさまでした。
それから、ありがとう、私。

よいときもあれば、上手くいかない時もあった。身体の不調を感じるときもあった。
それでも、考えることは諦めなかった。

私が教えてくれる、色々なことを受け止めようとした。
それから、周りのことからも。


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それから、こなすことや頑張ることをそんなにやらなくてもいいのかな、ということ。

どうしても、頑張ることやできることを課してしまうのだけれど、けっこう自分もしんどいって思った。
そんなに求めすぎなくていいよって。

そうしないと自分がバラバラになってしまうと思ってきたけれど、そう簡単にバラバラなんかにならなかったよね。
大丈夫だ。


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今回、日常の中で新しい価値観に触れる出来事があったけれど、最初はとても混乱した。
それで、受け付けないって、シャットアウトして終わるのかな、これまでみたいに、と思った。

けれど、私は調べたり、考えたり、その時の心と体の反応を感じていたね。
とてもとてもエネルギーを使うのだと知った。
それに、時間もかかるのだと。

そして、ヨロヨロして心許ない状況になったけれど、それは慣れないことをやっているからだと理解した。


こうやって、自分や他人との関係を知って、築いていくのかなと思う。揺さぶられる出来事の時はやれるけど、それを日常の中で、丁寧に紡いでいく。
そのときに見える景色を、どんな景色であったとしても目を閉じないで見ていきたい。


| ONSA WORKSHOP は「回復者」が「主催者」のワークショップ

ONSA WORKSHOP は、「体験者」であり「回復者」が主催者のワークショップ。
実際に回復(リカバー)した者が主催であるため、現実的・実践的な内容が特徴です。

「その状況も気持ちも、"体験して" "知っている"」
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