2022.06月開催 「前向き表現のアサーティブ・トレーニング」ほうじゅんクラス

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タイトルはじまり目印

M. S. さん(40代以上/兵庫県よりご参加) ほうじゅんクラス



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当日のあれから、ワークショップ中・クラスにあったケーキのお話を想っている。


今までのとんちんかんな素材で作ったスポンジ土台と、新しく知った香ばしい香りがしそうなスポンジ土台。
これは、言語化して説明されないとほんとにわからなかったと思う。

わたしは、さらにケーキの上にはイチゴでなく、梅干しを乗せてもいたのではと思う。
イチゴすら乗せてなかった、どこまで下手くそだったんだろうか。


いや、本当の下手くそは、これから始まるのじゃないかと思う。
変な土台では、下手くそも上達も何もなくて、どこにも行けない、まさに硬直だったんだなと、あらためて見ている。

とにかく、変な土台の上でやっていた。ということはよくわかったこと。
こんな酷いところにいたのか…を離れられたところから見れる感じ。


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「→ ←」じゃなくて、「↑ ↑」ということ。

ついつい、わたしは「→」になっている。
人選の前にやることは、わたしが「↑」になること。

自分がその方向を見ないことには始まらない。
「↑」はとても前向きな、そうまさに「前向きな」感じがとてもする。

気持ちよくて軽くて進む感じ。
そうなるには、やはり一番下の層からのものを感じる。


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人は誰でも完璧ではない。ということ。これが(かつてわたしがよく感じていた)理想や憧れでもなく、そうあるべきと力込めて息巻くことでもなく、それ「普通」だったんだ。というある意味恥ずかしさも伴ったものを感じた。

「大人はそれが普通でやりとりしている」のに、そこにすら立ってやってこなかったことを。

子どもはだいたい完璧ヒーローを目指してるし、それで上手くいかなくてわーっとなったり…それが “子ども” だということにも思う。そして、成長せずそのまま大人になった親に育てられたから、の今回のあれこれもあらためて思った。


こんなに何層もあることを、人はやっていたのか…と驚きもあった(その段階ですでに自分の答えを出してるって…出してるんですか?! と驚き)。
正解とか、許可とか…ないのかい! と、あらためて深く感じる。ないものを探す旅、竜宮城…ほんとにそのまんまじゃないかと、もう一つ目覚める感じもする。


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わたしには、練習に課題にたくさんあると思う。
そして、この一回のレクチャーで全てわかってできるわけもなく、ここまでわかったことにヨシとできる。

まずは、自分への質問を変える。
決断の美しさを感じたことを離さない。

前向きなアサーティブは、生きていくことそのもの、そう感じたこと。


金盥あり、和やかさもあり、真剣さもあり、たくさん学べた今回の時間でした。
ありがとうございました。




タイトルはじまり目印

M. T. さん(40代以上/岐阜県よりご参加) ほうじゅんクラス



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このワークショップへの参加は今回で2回目でした。

改めて振り返ると、私は前回の参加のタイミングはやはり早かったと思いました。
回復作業を始めて日も浅く、まだまだ共依存の世界にどっぷり浸かっていました。

それでも「健康な世界」と「共依存の世界」のあたたかさの差にとても驚いた記憶がありました。
そのことを体験できたことは良かったと思います。

当時はまだ自分のことと結びつけることすら想像も出来ず、「健康な世界」は「憧れの世界」でもありました。


今回はその時に比べると、内容がより深く身に染みたというか、自分の今とつなげて感じることができた気がします。
私はワークショップに参加する中で、やはりいつでも「私は、どうしたいのか?」ということがすべての始まりなのだと思いました。


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私は今苦労しながらも「私は、どうしたいか?」を考えています。
それでも今回ワークショップに参加して、改めて自分の中にある共依存の根深さに気づきました。

私は「私は、どうしたいか?」が分からなくなると粘って考えず「私は、どうしたらいいですか?」となってしまう。
私は無意識に受け身になっていて「誰かの許可」を待ってしまうことがある。

そして、私は自分でもよくわからない「待ちの状態(実際はなにもない)」になっているときがある。
これらは「共依存の世界」にいるということでした。


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私はあまりになじみすぎているクセで気づけませんでした。
いろいろな角度から指摘され「ああ、これもか」とようやく気づくことができ始めた気がします。

「前向き表現の日常練習」を含め、学んだことを「なるほど」で終わらず、自分の生活の中でトライ&エラーで練習していこうと思います。

クラスでご一緒したみなさん、優月さん、楽しくてやさしい、そしてあたたかい時間をありがとうございました。