時間のヒミツ |「必要なだけの時間」が、優しい解[2]

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時間と心がテーマ、藤沢優月(文筆業)です。
続きです。




「私は、こうでなければならない」


自分に、この考えを課す時の、苦しみ。
それはきっと、想像の、さらに上をゆく。

なぜなら、「こうでなければ」と決めた自分と、時間軸が合っていなかったら……。






たとえば目標って、現実的な時間と、必要な工数をかければ、かなってゆく。


それなのに、時間設定も現実的ではない。
必要な工数も、かけられない。

かけない設定になっている。
かけなくとも、できないといけない、という縛りになっている。






こうなっている時は、頭の中の、理想や計算ばかり高くなっている時。
自分で自分を、どんどん追い詰めている。


「そのやり方は、苦しいから、やめたほうがいい」
このような言葉も、ぜんぜん耳に入ってゆかない。


自分も、もちろん苦しい。

そして、周りは多分、もっと苦しい。
だって、本人ではないゆえに、どうしようもできないのだから。






……とはいえ、いろいろありますよね。
事情だって、いろいろある。


でも、だからこそ、やっぱり解は、ひとつしかないと思う。

「自分が必要とする時間を、かけること」
「必要な時間をかけられない『人生の買い物』は、しないこと」


それでも、うっかりやってしまった時には、落ち着いて、解決に必要な時間をかけてゆく。
それが、いちばん優しい解。

そして、唯一、解決につながる解だと思うのです。






間違ったり、迷ったり、いろいろありますよね。
自分(私)自身もふくめ、みんな、いろいろある。


だからこそ、自分に親切に。
自分に親身に、誠実になれるのは、自分しかいないのだから。




それでは、また。
また、メッセージを書きにきます。