2021.09月開催 「インナーチャイルド・ワークショップ(後期日程)」まんごークラス

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タイトルはじまり目印

A. M. さん(30代/愛知県よりご参加) まんごークラス



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子どもの頃に触れることは、私にとってとても荷が重いことでした。

今もある不全感、悲しくて悔しくてたまらない思い。
そういう気持ちが山のようにあり、向き合うことが苦しくてしょうがない。
「インナーチャイルド・ワークショップ」はいつもに非常に苦々しい思いを持ちつつ受けていました。

ワークショップ・クラス内の序盤で他の皆さんも同じような気持ちを抱えながら受講していると聞いて、ホッとしたのを強く覚えています。
ここでも「ひとりじゃない」のが心強く感じました。


文節区切りの線

私の母は何かにつけて「○○じゃなくてよかったね」「△△より(まし)ずっと恵まれてるでしょう」という言い方をする人でした。
何かと比べるとずっといい。そんな感じのニュアンスがとても息苦しくて苦痛でした。

うまく言葉にできないけど私はとても嫌な気分になり、同じようなことを考える自分が嫌でした。
頭の中にずっとあるのです。


ずっと言葉にできなくてもやもやしたこのこと、クラスの中で「人や物事を上下優劣でしか考えられない」と言われた時、衝撃が走りました。
そう、私はその考え方のパターンにずっと囚われていたし、それは非常に偏った見方だったのを自覚することができました。
私がはじめからもっていたわけではなく、受け継いでしまったパターンだとわかりスッキリしました。


文節区切りの線

後半のミラーワークはたくさんの感情が噴き出すことはありませんでした。

言葉もただひたすら「なんで?」「どうして?」と繰り返していました。
小学生の頃の方にシフトしても同じでたくさんの疑問を問いかける言葉が繰り返し出てきました。

子どもの私はこんなにたくさんの謎を解決してもらえず、一人で抱えて頑張ってきました。
それを思うとなんて大変な子どもだったのか、本当に健やかな子ども時代なんて幻想だったのだなと感じました。


正直言ってまだ私の中の窯の蓋は開き切ってないのだと思います。
それでもここまで自分に触れることができてとても良かったです。

優月さんとクラスの皆さんのあたたかい空気、画面越しに伝わってきて本当に支えになりました。
ありがとうございました。




タイトルはじまり目印

T. S. さん(40代以上/北海道よりご参加) まんごークラス



タイトル下の線


私の胸の奥にある、黒いカタマリ。ぐるぐるになった毛玉みたいなものが、胸につかえてとても苦しい。
出してしまいたいのに、つかえて出てこない。

そんなものを後生大事に抱えたまま、ここまで歳を重ねてしまったことが悲しくて、ただ涙がこぼれてくる。


そんな風に子どもの頃も私はずっと泣いていた。
辛くて悲しくて、泣いて泣き疲れて眠る。朝になっても何も変わっていないのだけれど、何かが変わっていることを期待して、裏切られて、また泣いて。

そんな毎日に私は疲れ果てて、希望なんて何にも持てなかった。
明るい未来に、ただ無邪気に日々を自由に楽しめたはずの時間を、ことごとく奪われた、暗い子ども時代。


そのことを胸の奥にずっと閉じ込めている。
閉じ込められたままの小さな私が、泣いている。
できれば触れたくないとさえ思う、私にとって毎回とても重たい WORKSHOP。


文節区切りの線

気が重たかったけれど、気も進まなかったけど、それでも私に必要と思って参加した。
そして、参加してよかった。

失われた大きさを思えば、悲しくて悔しくて行き場のない怒りが湧いてくるけれど、私は私をもっと癒して前に進みたい。


前期でも実践すると決めて手帳に挟んでいた、本来の適切な「しつけ」。
これをさらに本気でやっていこう。

私が感じることを大切にする。
欲しいものに遠慮なく手を伸ばそう。
バランスの取れた責任感、他人の責任は他人に返す。
失敗してもいいし、失敗で私はまた成長していく。


そうやって、またさらに歩き続けよう。
小さな私を大人の私が大事に守って大切に育てよう。
自分で選んだ大きな挑戦も、一緒に乗り越えようね。

今回もありがとうございました。


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