2023.04-07月開催 「ONSA Web. WORKSHOP(1)コース1/STEP.1」ぶるーばゆークラス

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タイトルはじまり目印

T. M. さん(40代以上/東京都よりご参加) ぶるーばゆークラス



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おつかれさまでした。

このワークショップ期間中、体調を崩しそこから回復するのに時間を要してしまった。
ワークに集中できるのも、身体という土台があってこそだった。
そのうえで、ひとつひとつを積み重ねていくことで、自分とよりつながっていけるのだと思う。

本当にゆっくりとしか進んでいないけれど、それでも私が私のことを理解して、また行動を変えていく、自分をあきらめないことが私の喜びだと言えるようになったし、しいては私の家族の幸せにもつながっていく、そのこともまた喜びであると思えるようになった。




タイトルはじまり目印

A. S. さん(30代/新潟県よりご参加) ぶるーばゆークラス



タイトル下の線


回復が進むとともに、自分の歴史があまりにもひどく感じられる。
この人生を、かつての私は、「まあ、こんなものだろう」「恵まれている方だろう」と思ってきていたのだ。

主語が母である部分の多さたるや。

これって私の人生なんだよね?
私の人生の歴史を書きたいのに、どうしてもその説明に母を大量に出さずにいられない。
おかしいよね。


文節区切りの線

“お母さん” が子どもの人生において重要人物なのは誰にとっても変わらない。
だけど、それはベースとなる日常生活の一貫性を保つという役割において重要なのだと思う。

ということは、たぶん、健康な子ども時代を送った人が自分の歴史を書こうとしたら、お母さんというのはそこまで登場しないと思うのだ。

毎日ご飯を一緒に食べて、家を整えてくれて、一緒にお話して、お風呂入って寝て、という、なんてことない日常を維持してくれるのがお母さんだから、あえて歴史に書くようなことではない。


きっと、健康な人の幼少期の歴史は、「私は外で遊ぶのが好きな子どもだった」とか、「幼稚園でこんなお友達がいて、こんなイベントが楽しかった」とか、「私は」を主語にできるものだろうなと想像する。

お母さんのことは書かれなくても、その日常の中に当たり前のように存在して、その子の健康と幸福を祈って毎日支えてくれていたんだろう…。

こんなふうに想像したら、どれほどに私の人生が破壊されてきたのかと、涙が出そうになってきた。


文節区切りの線

以前よりは原家族との距離が置けてきているな、と冬には自信を感じていた。
春になって、コロナも解禁ムードの世の中になり、母が活動的になってきた。

また関わりが増えてきてしまっているなと、読み返しながら思う。
そこに費やす時間がもったいない。

市内にいながら無視し続けるというのはとても難しい。
やはりもっと物理的な距離が必要なのだと痛感させられる。
すぐには難しくても、長期的に、この地を離れるプランはコツコツと練らなければいけない。


文節区切りの線

第1週で毎回、自分の問題(テーマ)について書く。
読み返すと、「解決している!!」と驚く。


期間中、大幅に時間を見直して、もともと早寝だったがさらに早寝生活にシフトした。
早寝をするためには、厳格に「今日はここまで!」というリミットを設けなければならない。

1日でできることは減ったが、体調が良い日が増え、夜にイライラして子どもに怒ることがなくなった。
また一つ、悩みが減っていることに気づいた。


文節区切りの線

初めてこの「コース1/STEP.1」を回った時は、「意外と、“時間の使い方” みたいなことはやらないんだな」「ワークをやると、気づくことは確かにたくさんあるけれども、時間とどう繋がるんだろう?」と感じていた。

「コース1/STEP.1」は今回が3周目となる。
これだけ回って、ようやく、自分はこういうペースで生きたいという気づきを具現化し始められているように思う。

「手帳はこう使いなさい」とレクチャーされるのではなく、とことん「自分で感じ、考え、試行錯誤する」のが「コース1/STEP.1」の目的なのではないかなと、今になって思う。


文節区切りの線

読み返すと、本当に私は全力で頑張っている。
それは、昔の、「方向はよくわからないけど、他人から言われた通りに全力疾走」みたいなものとは違う。

すっ転んで、うまくいかなくて、嫌になって、落ち込んでは、「こうした方がいいんじゃないか」と考えて、試して…うまくいくと、とても気持ちよく、嬉しい。


子どものことで1ヶ月前に悩んでいたことも、解決していることに気づく。
子どもが成長してくれた、という面もあるし、そのために私がどうしたらいいのかという試行錯誤を続けてきた結果でもある。

そして、その “今” も完成形ではなく、これからも試行錯誤と改善が続いていく。
自分の力で現状を改善していくことは、とても楽しくて、生きている! という感じがする。


文節区切りの線

あとは、私の今後のキャリアプランを考える上で重要な気づきがあったのだと思い出す。

「これは、嫌だ!!」とはっきりと感じたことは、たぶん再開しても苦痛で長続きはしない。
読み返さないと、本当に忘れてしまう。「いけるんじゃないか」と思ってしまう。

大事な私の想いを、拾って、心に刻む。



| ONSA WORKSHOP は「回復者」が「主催者」のワークショップ


ONSA WORKSHOP は、「体験者」であり「回復者」が主催者のワークショップ。
基礎に忠実でありつつも、現実の状況に即した、実践的な内容が特徴となります。


「人生は、いつからでも変えられる」
多くの方が、プログラムをつうじて学ぶことで現状を変え、新しい時間を生きはじめています。