日々是好日 | 準備完了[2]どちらも尊い価値のある、異なるふたつの価値

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「時間」と「心」が活動テーマ、文筆業・藤沢優月です。
話の続きです。


ここからは、ほんの少しだけ、心の声をお許しいただければ。





ONSA Web. WORKSHOP はじめ、ONSA WORKSHOP・Dream Quest WORKSHOP は、コース量が多い。
そして、細かいです。


通りすがりの方から見れば、
「こんなに細かなことをして、何か、意味があるの?」
「もっと大きく、シンプルに、要点だけにすればいいじゃないですか」
「もう少し、パフォーマンスの良さを考えたら」
もしかしたら、こう、感じるかもしれません。


王道のビジネスとして考えたら、そうだと思います。
100%同意します。
(これは、ワークショップが「真剣なビジネスではない」という意味では、ないです)





ONSA で提供しているもの。
それは、儲けることを主体と考えた、商用の王道路線の世界には、決して乗らないプログラム。


でも、必要としている人が、確かに存在する。
しかも、相当切実に、必要とする人たちが。


「鉄板に『売れる』ものだけが、『必要とされている』ものではない」
私はどうしても、ここを、切って捨てられない人間です。





重ねてこれは、誤解されたくない考えで、鉄板に「売れる」ものを、価値下げする意図はないです。
そんなことを言ったら、190万部という数字を皆で共有した、幾多の著書が価値下げされてしまう。

「売れることは、価値を、楽しんでいただけている証」
大勢の真剣な努力が、たくさんの読者の皆さまとの出会いにつながり、数字に結びつきました。



これは、当たりまえだけれど、一人で成し遂げられた結果ではない。
作る側と楽しむ側、この共同作業で、成り立った結果です。


「1(いち)」という数字の陰には、あなたや私がいます。
夢を持ち、葛藤や悩みを持った、一人の人間が。

だから、この価値を価値下げすることは、作る側・楽しむ側両方の、価値を下げてしまう。
あってはならない。



何かが、成し遂げられた時。
それは、誰か特定の人のおかげではなく、参加している全員のおかげ。


本当に、「ありがとう」と言うべき体験の連続です。
少なくとも著者は、心から、そう感じています。





同時にだけれど、それが、世界の価値の全てではない。

どちらも、価値。
そして、どちらかだけが、唯一の価値ではない。


数字になるもの。
あるいは、ならないもの。

どちらも、大事な価値であると、著者は考えます。


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