『夢かな手帳2021』|「その先の未来が、楽しみですね」

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「時間」と「心」が活動テーマ、文筆業・藤沢優月です。

どんな時間を、お過ごしですか?
気づけば、1月も折り返しですね。


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1月が終わると、『夢かな手帳』的時間は、1/4が完了。
最初の3ヶ月が、完了したことになります。

個人的に、こんなふうに、時間の経過に緊張感を持っておくのが好き。
二度と戻らないものだから、もったいないので。


そのようなわけで、著者的には、去る12月も、「今月のワーク」塗りつぶし完了。
コツコツとですが、1ヶ月ずつの時間を、大切に過ごしています。


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| 去る12月ぶんも、塗りつぶし達成!

命のことを考える機会が多いからこそ、「どう生きたいか」を、深く考えますね。


「昨日のような今日が、明日も来て、あたりまえ」
こんなふうには、思えなくなりましたから。


文節区切りの線

そんな中、きれいな泉の水のように、染み込んでゆく言葉をもらいました。
賀状に書かれた一言に、射抜かれたのです。


それは、船乗りさんからいただいた賀状。
(仕事の都合で、ふだん知り合うことのできない方々と、ご縁をいただくことができます)

賀状の出し主は、おそらく誰もが、ニュース等で一度は耳にしたことのあるほど、有名な船舶のキャプテン。NHK の特集などで、紹介されることもある船の、責任者だった方です。
今は引退されていますが、船体・責任とも、超重量級を背負っていらっしゃった、尊敬する船乗りさんです。


賀状には、こう記してありました。

「コロナを乗り越えた、その先の未来が、楽しみです」


仕事の関係で、何度も、船に乗せていただいたことがあります。
凪の日や、穏やかな日ばかりではなく、荒れた日や、台風直後の日も。


荒れた日の外洋はひどくて、波が途切れることなく、次々に向かってきます。

「いつ、この波状攻撃が、終わるのか」
「きりがない」

こんなふうに、ため息したところで、現実は現実。
だからまずは、目のまえひとつの波に集中して、安全に乗り越える。

ひとつ超えたら、また、次のひとつ。
延々、その繰り返し。


船乗りさんは、だから、とても根気強い。
そして、波のその先の「行くべき岸」のことも、心で見ている。

終わりがないと思えるほどの、波の連続も、いつか終わる……。
そのことを、経験的に、知っている人たち。



「コロナの、その先の未来」

見つめているんだ。

そうだった。
「今」に集中しながら、「その先」もまた、同時進行で見つめている。
船乗りとは、そういう人たちだった。



心に温度が戻る、素敵な年始となりました。

……とはいえ、まだまだ、いろいろあります。
温かくして、お身体大事にお過ごしくださいね。

あなたにとっても、心温まる1月となりますように。
また、メッセージを書きに来ます。