日々是好日 | 自分こそ、自分をあきらめないこと[2]

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「時間」と「心」が活動テーマ、文筆業・藤沢優月です。
ひとつ前の記事の、続きです。





足元に、目を戻してみれば……。
日本でも、世界でも今、さまざまな出来事が起こっています。

もちろん、目をつぶって日常を送ろうと思えば、何も見えてこない。
「見ない」と決めたものは、どうやっても、映らないじゃないですか。

でも、勇気を出して、目をひらけば、さまざまなものが飛び込んでくる。


自分を守るためには、目をつぶったままでは、いけない。
その方法だと、ふたたび、自分をバラバラに砕けさせる世界に、逆戻りしてしまうから。





それゆえ、目をひらいてみるのですが、いろいろな世界が、目に飛び込んできます。

綺麗なものも、もちろん。
そして、信じられない桁の破壊行為も。


でも、それらは結局、
「なんということが起こっているのだ」
こんなふうな、他人事ではないことに、気づいてきます。



そうでなない。

その破壊行為に、かつての自分もまた、巻き込まれていました。
その中から、命からがら逃げ出してきて、今がある。


「自分の人生は、自分で守らなければならない」
経験から学んだのは、これ。


壊れたら、直す必要があることもまた、学びました。
たとえ、どんなに木っ端微塵に砕け散っていても、あきらめてはいけない。

自分が、自分をあきらめたら、そこで終わってしまう。
誰も、自分の代わりに、自分の破片を、継ぎ合わせてはくれないです。


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